[自動車の解体手続き2]:自動車の解体[自動車の解体について]

自動車の解体手続き2

●一時抹消登録  「一時抹消登録」については、別名「16条抹消」とも呼ばれますが、「永久登録抹消」が永久に該当自動車に乗る意思がない場合に行う廃車手続きであるのに対し、この「一時抹消登録」は「該当自動車の使用を一時的に中止するための手続き」という位置づけになっています。

 例えば、自動車の所有者が長期の入院、出張など、なんらかの理由により長期にわたって自動車を使用できない場合に、廃車手続きとしてこの一時抹消登録を行うことが想定されます。

 この一時抹消登録を行った場合、「抹消登録証明書」の交付が受けることができ、登録手続きを行うと再び該当自動車を運行することができるようになります。

 ただ、「一時抹消登録」の手続きを行った場合も、該当自動車を国外へ輸出する事はできますが、その際は、運輸支局から輸出抹消仮登録証明書の発行を受ける必要がありますのでご注意ください。


 また、肝心の廃車の手続きを行う場所については、普通自動車の場合は各都道府県の「陸運支局」、軽自動車の場合は各都道府県の「軽自動車検査協会」にて、上記の廃車手続きを行うことになります。


 そして、廃車の手続きも済ませてことで、いよいよ自動車の解体となりますが、この自動車の解体については、全国に解体業者がありますので、その解体業者に連絡を取り、自動車を引き渡し、解体
してもらうという方法が一般的です。

 また、解体業者によっては、廃車手続きから全て代行してくれる業者もありますので、廃車の手続きなどがわずらしい場合は、そういった解体業者に依頼するのもいいと思います。

 このサイトでは、「解体業者の探し方」というページで、具体的な自動車解体業者の探し方を書いてますので、ご参考にしてみてください。